補助人工心臓と子育てとリモートワーク

補助人工心臓を植え込みつつ子育てしつつリモートワークをしているエンジニアのメモ帳

新生児デッドロックーー私達は出かけることができない

新生児とは、生後4週間までの赤ちゃんのことだそうです。一般的にこの期間にお出かけはしないことが多く、新生児は1ヶ月検診ではじめて出かけることが多いそうです。

参考: www.babywearing.jp

補助人工心臓装置装着者と介護者、新生児という3人で生活していると、誰も出かけられない状態になります。私はこの状態を新生児デッドロックと呼ぶことにしました。

デッドロックはコンピュータの世界で使われる言葉です。 簡単にいってしまうと、お互いの都合が組み合わさって、誰もなにもできない状態のことを指します。

介護者は、補助人工心臓装置の緊急時になるブザー音が聞こえる範囲に一緒にいなければいけません。 つまり、介護者が一人しか居ない場合、どちらかが出かけたい場合は必ずついていかなければなりません。 そこに新生児が加わると、お出かけしようとすると家に誰も居なくなってしまうため、必然的に連れていかなければいけません。しかし、新生児はなるべく外には連れて行きたくありません。

そうして、私達は全く出かけられない期間が一週間程度ありました。 治療のために大阪に引っ越してきたため、頼れる親戚や友人が少ないのもあり、静かに過ごしました。

子どもが新生児でなくなることで、デッドロックとまではいかず、出かけられなくもない状態になりますが、出かけるのが難しいのは間違いないです。

あまりないと思いますが、新生児デッドロックが起きることが事前にわかる場合は、対策をとれるようにしておいたほうが良さそうです。